ママの腕組んで歩いたり、
タイトスカートはいてるの忘れておんぶしてもらおうとしちゃったり、
手しっかり握られて歩いたり、
みんなで繋いで登る神楽坂。
チョップで切った手で、
いつものように自転車に座って運んでもらう
日付を跨ぐ夜。

ふざけて自転車蹴られて
いつもみたいに睨みつけて
ああ、大好きなあの口調で嗜められる。


それでも降りたら
姫、お手を
ってエスコートするから


帰り道には細い三日月。
白む空の中解散、した。
眺めのよい電車の窓に、目に刺さる朝日