僕が誕生日を迎えるときは
たいていバンプを聞いている。

13歳で出会った藤原基夫の世界を
暗い部屋、一人で真剣に聞いて
心に留めていった日々。
僕の思春期は、確実に彼らとともにある。

そんな、10代はとうに卒業し
また一つ階段を上がる、少し前。

かつての制約だらけの聴き方は
心に渦巻く感情に嬲られながら
たどたどしく言葉を選んだ。
今は、かつてほどの制約も設けることなく
ただただ、流れるばかりの
心に浮かぶよしなしことを
つらつらと、書き連ねる。

少し、黙れよ。


でも、伝えることを怠るなよ。


覚悟を持って生きろ。生き続けろ。
全力で走って息絶えたって後悔しないんだから。
止めを刺すような、刺激を求めて。